10月6日浜松市におきまして、第27回全日本居合道段別個人競技大会が
開催されました。
この大会は、三段から七段までの個人の段別競技と併せて、
全国各ブロックの段位代表による選士団の地区対抗、ならびに、
秋季の演武大会が年1回行われるものです。
米子真武館からは3段、5段、6段、錬士の各部に出場。
結果、錬士の部で菅野が準優勝に輝きました。
入賞できなかった選士たちも頑張りましたが、
ちょっと浮ついていたのか、落ち着きがなかったのか、
業の丁寧さに欠けた分、勝負に勝てなかったという事でしょう。
それでも皆さん、この一年頑張ってきた成果はあり、
この大会に勝つための課題もある程度、明確化しましたので、
また来年に向けて頑張って頂きたいと思います。
ただ、演武の競技は目標として捉えるのも個々の考えだと
思いますが、居合道の「道」の追求、術技の継承という
観点から考えると、目的化するより、流派の居合をどこまで
深めるか、その過程の中で、試合の場合の目で評価を受けると
いう事で日々の稽古に励んで頂きたいものです。