10月7日、静岡県浜松市におきまして、全日本居合道連盟主催の
全国段別個人競技大会が開催されました。
この大会は、段別の個人競技だけではなく、全国ブロック別の対抗試合も
開催され、また、秋季の高段者の演武の場にもなっている大会です。
今年の大会には、米子真武館から、男性では錬士1名、六段1名の2名、女性では、
四段1名、三段1名の2名、計4名が選手として出場、館長は大会役員、事務局長が
中国地区連盟の今年の地区代表選士団の監督として参加しました。
大会の結果として、女性の部では四段井澤が準優勝、三段松陰が三位となりました。
三段の松陰は、三段で二年連続三位入賞という事です。
井澤は昨年三段で松陰との同門対決で入賞を逃し、その後の稽古を積み、
四段に昇格し、準優勝となりました。
残念ながら男性陣は、錬士と六段という高段位の試合で、トーナメントの
組み合わせもあり、入賞は逃してしまいました。
男性陣は、、やはり高段位となれば、動きや刃筋の正確さだけではなく、
どこが他者と違うか、どういう違いの居合を表現しているか
といったところで、演武の試合として評価されますので、そのあたりの
ところが判定結果となったと思われます。
結果は受け留めるしかないのですが、真武館としては、仕事をしながらの
稽古を積み、全国大会でこれだけの居合をし、女性剣士の結果や、惜しくも
敗れはしましたが男性陣の対戦を見た限り、米子真武館の全国からみた
レベルは、それなりに満足できるものであったと思います。