「平成」最後の中国地区居合道大会が3月17日、岡山市で開催されました。
鳥取県からは、初段4名、三段1名、四段2名、五段1名、六段2名、錬士六段2名の12名が出場。
うち、8名が米子真武館。
米子真武館の結果は、四段の部で井澤、六段の部で新宮が優勝、三段の部で松陰、錬士の部で菅野が準優勝。
入賞できなかった他のメンバーも、この間に稽古した成果の出ている居合だったと思います。
閉会挨拶での中国地区連盟副会長の言葉の中にもありましたが、入賞者は、様々な採点要素の
総合的な結果が出たもので、同じレベルであれば、より丁寧にできた者の勝でした。
とかく、時代劇の侍気取りでの表現を追いがちになる傾向が、特に高段になるにしたがってあるのですが、
「型」のもつ意味、型に込められている学ぶべき要素をどれだけ理解して稽古しているか、
全体を通じて、そのあたりには不安がありますが、これは選手として出場した弟子たちを
指導する側の問題。
指導的立場にある者にとっても考える機会として良い大会であったのではと思います。
競技としての大会は、ひと段落。
これからしばらくは平常の武術としての稽古です。